Sophie’s blog -Tennessee生活-

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2019年12月~、ひょんなことからアメリカ南部のテネシー州に住むことに/研究者の旦那さんと楽しみながらアメリカ生活に役立つ情報発信中!

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【前編】【アメリカ大統領選挙2020】初心者でもわかる!仕組みや用語、みどころについて徹底解説

みなさん、こんにちは!

 

東京オリンピックが延期された今、今年の最大イベントといっても過言ではない

【アメリカ合衆国大統領選挙】について、アメリカ・政治初心者の私が、在米だからこそ見える視点で、できるだけわかりやすく解説していきたいと思います!

来週に迫ったアメリカ大統領選挙をもっと理解したい、ニュースで話していること以前にもっと基本的なことが知りたい方にも読んでいただきたい内容になっております。

 

こちらの内容は前編・後編にわかれており、ぜひ2つあわせてご覧ください。

 

【目次】

 

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選挙はいつあるの?

アメリカ大統領選挙は4年に一度!

近年は夏季オリンピック開催と同じタイミングで行われていることになります。

今年はコロナの影響で東京オリンピックは来年に延期になりましたが、基本的にはこのタイミングで行われます。

 

また、投票日も明確に決まっています。

11月の第一月曜日の翌日の火曜日と連邦法で定められており、今年は11/3です。

 

この本選挙に至るまでも、何カ月も前から予備選挙や党員集会といった大統領候補を絞る段階があり、マラソンレースとも例えられるほどの長期間の勝負となります。

 

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 ちなみに大統領の任期は4年、最大2期迄なので8年は務められることになります。

今回はトランプ大統領の再選が掛かった選挙となるわけです。

 

そもそも何党があるの?特徴は?

共和党 (Republican Party)

GOP(Grand Old Party)とも呼ばれ、主要なライバルである民主党と並ぶアメリカ合衆国の現代二大政党の一つである。21世紀の党の支持基盤には、農村部に住む人々、男性、サイレント・ジェネレーション、白人アメリカ人、福音派キリスト教徒などが含まれている。

―Wikipediaより引用

 

いわゆる保守層が支持している政党

白人層やキリスト教信者からの支持が厚いと言われています。

 

政治観としては【小さな政府】を信条とし、政府による経済の介入をできるだけしないで、各個人や企業の方針を積極的に取り入れていきましょう、といった考えを持っています。

 

要するにオバマケア(日本の国民皆保険状態を目指すような改革制度)なんてもってのほかなんです。『みなさん、せっかく優秀で能力があって働いているのですから企業の制度や自身の努力で保険はどうにかしてくださいね、政府は何もしませんよ。』といった感じでしょうか。

(その一方で、オバマケア自体も保険会社の収支が悪化したりや、自力で保険に入っていた方々の保険料が上がってしまうという問題もあるんですけどね)

 

また、経済活動への介入をあまり積極的にしない文脈から、銃規制についても基本的にはノータッチです。(銃を製造する企業やライフル協会とも仲良し)そして敬虔なキリスト教徒の支持者が多くいるという点からか、人工中絶や同性婚にも基本的には反対しています。

 

今回の政策の一つとして、教育領域に関しては、自由に学校が選択できるように、学費や交通費などに充てることができる奨学金の新設を提案しているなど積極的な動きを見せています。100万人の子どもたちが自由に学校を選ぶことができるようになると主張も。

 

 主な共和党出身の大統領

  • エイブラハム・リンカーン
  • リチャード・ニクソン
  • ジョージ・ブッシュ(親子)
  • ドナルド・トランプ

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民主党(Democratic Party)

アメリカの二大政党の一つであり、主要なライバルである共和党と並んで、現代のアメリカの二大政党の一つである。トーマス・ジェファーソンとジェームズ・マディソンの民主共和党を起源とし、1828年にアンドリュー・ジャクソンの支持者によって設立された世界最古の政党である民主党は、農業従事者、労働者階級、労働組合、および宗教的、民族的マイノリティーに支持されている。

-Wikipediaから引用

 

共和党と比較すると、新たな考え方・制度・立場を容認する主義を取っているので、政治的立場はリベラル主義と言われます。

 

上記のWikipediaの引用からも分かる通り、そもそも中流階級層やヒスパニックなどのマイノリティ支持も厚いのですが、近年では都市部若者のインテリ層の支持を集めています。また、エンターテイメント業界からの支持も強く、俳優やアーティストがこぞって支持を表明する姿を見たことがあるかもしれません。ここ数年だと、歌手のテイラー・スウィフトが民主党を支持することを公に表明し、大変話題になりました。

 

政治観としては共和党とは真逆の【大きな政府】を信条とし、あらゆる問題に政府が関与して解決していこうよ!という姿勢を取っています。政府による経済政策や社会保障案、環境問題にまで積極的に参加する政党です。

 

オバマケアを代表する国民皆保険制度、LGBT権利の確保、銃規制の強化を打ち出しており、当たり前ですがあらゆる点で共和党とは正反対の政策を打ち出しています。

 

主な民主党出身の大統領

  • ジョン・F・ケネディ
  • ジミー・カーター
  • ビル・クリントン
  • バラク・オバマ 

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赤い州・青い州ってどういう意味?

大統領選挙特集を観ているとこの表現を目にすることがあるかもしれません。

 合わせてこんな地図も。

 

Red state, blue state.svg

-Wikipediaより引用

 

アメリカ50州が赤と青の色に塗られているこれです。

これは、各州がどの党を支持しているか、支持している市民が多いのかを示しています。

共和党を支持する傾向がある州を赤い州(Red state)

民主党を支持する傾向がある州を青い州(Blue state)

と表現します。

 

一見すると真っ赤じゃないかと驚くかもしれませんが、青い州を観てみると大都市圏に集中しているのが分かるかと思います。(ニューヨーク・カリフォルニア・シカゴなど)なので、支持層人口でいうといい勝負なんですよ。

 

ちなみに私が住んでいるテネシー州は真っ赤の赤い州!テネシー州だけではなく、付近の多くの南部の州は伝統的に共和党支持層が多い地域となります。

後半でも触れますが、日本の皆さんが思っている以上に驚くほどトランプ支持者ってたくさんいるんですよね。私の住んでいる地域はなおさらですが、そこかしこにトランプを応援する横断幕やステッカー、看板が設置されています。反対に、青い州であるニューヨークではトランプタワーの前で抗議活動を行う人々の様子をテレビで目にしたことはないでしょうか。

【都市と地方の分断】 これがある意味、本当のアメリカの姿なのかなと思ったり。

 

多くの州で伝統的にどちらかの党を応援し、ひっくり返ることは基本的にありません。なので、候補者たちも負けるとわかっている州では応援を呼びかける選挙活動はきっぱりしないんです。要するに、トランプはカリフォルニアには何があっても降り立たないということです。9月にカリフォルニアであった大規模な山火事の被害も見て見ぬふり。日本人心情だと『MAJIKAYO...』って驚いちゃうんですけど、アメリカではそれだけはっきりしています。

 

ただ、よくみると色の濃淡と紫の州があるかと思います。

これが面白いポイント!!!

後半でまた取り上げるのですが、この紫の州をスウィングステート(Swing state)と呼び、アメリカ大統領選挙の勝負のハイライトとなる場所になってきます!(ゾクゾクしてきました)

 

2020年アメリカ大統領選挙の候補者はこちら

ドナルド・トランプ

Donald Trump official portrait.jpg
-Wikipediaより引用

 

まずはこの方。

共和党の代表候補者であり、現アメリカ合衆国大統領であるドナルド・トランプ。

ニューヨーク州出身の大富豪の息子として生を受け、自身も不動産業を中心にビジネスマンとして頭角を表し、自身の名前をつけたホテルや航空機などで一躍アメリカ中に成功者として知られるような存在となります。

 

現在74歳、そうは見えないほどパワフルな言動や振る舞いは、時に世間を騒がせています。

特にSNSでも頻繁に発言をしており、彼のTwitterでの『capsキー外し方がわからないのでは…』と思わせる、全大文字のツイートたちは支持者のみならず、世界中に”ある意味”影響力を与え続けています。

 

≪アカウントはこちら≫

twitter.com

 

アメリカ第一主義を訴え続け、雇用や製造業の復活を約束すると主張しています。

また、移民問題については国境に壁を作ろう!という突飛な公約を現在も貫いており、建設に必要な費用も概ね確保しているようです。

 

また彼の特出すべき点はその話術

決して難しい言葉を使わずに、自信満々で端的にわかりやすく語るスピーチやツイート。民衆を味方につけるプロだな~と個人的には思ってしまいます。テレビ討論会では相手の話に割り込む破天荒な姿が目立ちましたが、バイデン氏と比べても圧倒的に堂々としているんですよね。彼の持ち味が出て、支持者たちは逆に盛り上がったのではないでしょうか。

 

ジョー・バイデン

Joe Biden official portrait 2013.jpg

–Wikipediaより引用

 

民主党代表候補者の元アメリカ合衆国副大統領のジョー・バイデン

ペンシルベニア州出身で御年77歳。もし大統領に選出された場合、歴代最高齢のアメリカ合衆国大統領となるようです。大学では法学を専攻し、弁護士資格を持っています。1972年にデラウェア州の上院議員に選出され、史上6番目に若い上院議員として政治のキャリアをスタートさせました。

 

記憶にまだ新しいのが、2008年の大統領選挙にて、オバマ元大統領より副大統領の指名を受け、のちにその職に就任しました。2017年にはオバマ元大統領より、副大統領職の功績をたたえられ、大統領自由勲章を受章しています。

 

トランプ大統領とおなじく、アルコールを一切口にしないそうです。

幼少期に吃音症で悩んだこともあったようで、インタビュー等を見返してなるほどなと思ったり。テレビ討論会ではなかなか本領発揮できていない様子が、見ていてもどかしくもありました。

 

外交分野を得意としており、アメリカ第一主義のトランプに対して国際協調路線を軸に、パリ協定やWHOへの復帰を実行するとみられています。また、オバマケアについても当然拡充の方向で検討しているとのこと。

 

≪Twitterアカウントはこちら≫

twitter.com

 

まとめ 

前編と題しまして、基本的な用語や仕組み、候補者を解説していきました。

もっと付け加えたいこともあるのですが、なるべくサクッと読めるような構成にしてみました!(随時リライトする気がします)

 

後半は下記の内容について、より具体的に大統領選挙について解説していきます!

 

  • どうやって勝敗が決まるのか
  • 有権者とは
  • 総得票数では勝敗は決まらない
  • テレビ討論会の重要性
  • 結果はいつわかるのか
  • 見所ポイントは激戦州?
  • 日本で報道されていることが全てじゃない?

 

sophiemardi.hatenablog.com

 

 

ぜひあわせて読んでいただけると嬉しいです。 

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